相続した不動産名義を変更する登記手続。その必要書類とは。
2021/09/14
相続登記に必要な書類は?
業務を続けていてよくご相談者様から「相続した親の自宅を自分の名義に変更したいので、必要な書類を教えてほしい」と尋ねられることが多いです。ここではそういった方のために相続登記に必要となる基本的な書類をご説明いたします。
相続登記手続には以下の3種類があり、それぞれ必要となる書類が異なります。
①遺言がある場合
・遺言書
・亡くなられた方の戸籍謄本
・亡くなられた方の住民票除票(本籍記載)写し
・名義人となる方の戸籍謄本
・名義人となる方の住民票の写し
・固定資産評価証明書または納税通知書
②遺言書がなく、相続人全員で遺産分割協議をした場合
・遺産分割協議書
・相続人全員の印鑑証明書
・亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍謄本
・亡くなられた方の住民票除票(本籍記載)写し
・名義人となる方の戸籍謄本
・名義人となる方の住民票の写し
・固定資産評価証明書または納税通知書
③遺言書がなく、遺産分割協議もせず、法律の定めに従った割合による場合
・亡くなられた方の出生から死亡までの戸籍謄本
・亡くなられた方の住民票除票(本籍記載)写し
・名義人となる方の戸籍謄本
・名義人となる方の住民票の写し
・固定資産評価証明書または納税通知書
以上が相続登記の必要書類となりますのでご参考にしていただけたらと思います。